世界に一つのSDGsニュース

住みやすい街って何だろう?「リバブルシティ」で地方創生に変化!?

・24日特番で宇都宮大学・横尾教授より、スイスのツェルマットとイギリス湖水地方の両方を奥日光は持っているというお話がありました。
観光地としてポテンシャルが高い奥日光ですが、本日は住みよい環境を意味する「リバブルシティ」についてお送りします。

・篠さん!奥日光以外で、住んでみたいなと思うところはありますか??

・「住みたい!」と思うとき、どんなことを条件にしますか?

・日本では「住めば都」という考え方もあり、多少の不便は我慢する傾向にありますが…もちろん、多くの人が住みよい環境を求めており、以前は求める条件として、交通手段の充実が多かったのですが、最近は変わりつつあります。
単に便利から、働きやすさや休日に充実して過ごせる街が求められています。

・特番の時のお話で、奥日光でも廃棄する温泉水を使い、空間を温めることで、スタッフの働きやすさが劇的に変わった!というお話もありましたよね。

・現在、リバブルシティが競争力のある街となり、訪日外国人客にとっても魅力的で行きたいスポットになっています。
一通りの日本観光を経験した観光客が最終的に求めるのは、その街にしかない景観や体験で、地域に長期間滞在するリピーター客を呼び込むには、都市の中の自然環境も競争力になり、地域創世の考えかたが、今変化しつつあるのです。

・例えば、アメリカで今注目されているのが、すべての住民が徒歩10分以内に安全で質の高い公園や緑地にアクセスできるようにする「10 Minute Walk」計画。

・また各都市の教科書的な存在がオーストラリアのメルボルン。
計画的に植えられた街路樹は美しいだけではなく、夏場には日除けとして人々を守ってくれ、夏場は暑さをしのぎやすく。裏通りの細い路地はオープンテラスでの営業を許可しカフェが並び、中心部は路面電車を無料にしたところ、地元住民の生活の質だけではなく、観光客の満足度・回遊率も上昇したのです。

-世界に一つのSDGsニュース