先週の放送で、ケンタッキーの変なホテルである「植物と泊まれるホテル」のお話をしましたが…今日もまたちょっと変なホテルの紹介で、本日は眠れないホテル。
・24日特番の中継先になります、両生類研究所の前には、広いお庭があり、そこで、例えば、昼は暑いかもですが、夜、涼むためや星を眺めながら過ごすのに最高だなと思いますが、いかがでしょう?
・とはいえ、夜に寝るときには、静かな部屋で快適な空間で寝たいと思いますよね。
にも関わらず…スイスのホテルの客室は、壁も天井もなく、しかも客室がある場所が独特なのです。
・それは「のどかでないスイート」と命名され、スイスのサイヨンにあるガソリンスタンド脇で、ダブルベッドとサイドテーブル、ランプが置かれているのみ。
プライバシーを守るための壁や天井、それにドアも存在しないのですが、篠さん、そこで寝る自信ありますか?
・では、なぜ、そんなホテルが人気なのかと言いますと…
それは‥現在の気候変動や世界情勢について考え直す機会を持って欲しいから。
・創業者である、リクリン兄弟はこれまでも、壁と天井のないの客室を、アルプスを一望できるロケーションやブドウ畑の真ん中など、スイスの美しい風景を楽しめる場所につくってきたのですが、今回は大通りの脇に面した客室では、宿泊客は安眠することは出来ません。
・テーマは「眠っている暇などない!」。車の音やガソリンの匂いといった人工的なものを五感で直に感じながら、地球に対する内省のひとときを過ごしてほしいとの願いが込められているのです。
・宿泊料は、一泊一室約4万5,000円)。こんなところ誰が泊まるの??と思う所ですが、すでに半年先まで予約がいっぱいで、朝食には、地元のオーガニック食材を使った食事や飲み物が提供されるほか、悪天候の場合は別ホテル(もちろん壁や屋根付き)に泊まれるそうです。