・日光ニュースで、日光における夜の観光というお話が出ました。
日光に限らず、外国人から見ると、日本における夕方以降の楽しみ方の少なさが指摘されていますが、どう思いますか?
・最近でこそキャンプがブームとなり、夜の新しい楽しみ方も増えてきていますが…夜に遊びに行くとなると…飲みに行く?くらいしか見当たらず…「ナイトタイム観光」が乏しいのが現状。
・例えば、イギリスでは劇場や飲食店など「ナイトタイム産業」の市場規模が10兆円に達したとの試算もあり、この流れを後押しするため、ロンドンでは地下鉄の終夜営業が行われています。
・日本でも私立水族館や書店が深夜に客を受け入れたり、工場の夜景鑑賞会を開いたりするなど「点」としての成功例は各地にありますが、これが外国人にハマるのか?という課題もあり、
・また、美術館や庭園、公共ホールでの音楽鑑賞や感激も、夜に開館すると喜ばれはずですが、公共交通機関の課題が残ります。
・欧州では市役所や観光協会などに夜間観光の責任者を置き、飲食店や音楽関係者との連携の窓口や政策の司令塔になっている例もあり、ヒントのなるのではないでしょうか。
・そんな中、テクノロジーとの融合も考えられ、例えば、「ナイトタイム産業」が進むイギリスでは、最先端のドローンを活用し、夜道を照らすというサービスが展開されつつあります。
・ユーザーが必要な時に、アプリ一つで呼び出しが可能で必要な地点までのみ利用出来ます。
空中街灯は、街灯のない観光地・田舎道だけでなく、今後は、遭難に会った人々の捜索や電気インフラが整っていない途上国の地方部など、活躍の場を広げる可能性が高いのです。