・SDGsの普及と、コロナ禍が重なった事もあり、自宅で植物を育てることに関心を持つようになった人が増えており、第一園芸株式会社の調査によると、現在、観葉植物を育てている人の約30%が、コロナ禍になってから育て始めています。
・自宅で植物を育てる人が増えるのと同時に、ある悩みが出現。
それは、ペットを飼っている人と同じように旅行になかなか行けないということ。
ペットを飼っている方々、気持ち分かりますか?
・ペットならペットホテルが最近増えており、一緒に行けるというメリットがありますが、旅行中の植物の世話に悩む人が多いというニーズを発見したのがケンタッキー州レキシントンの観光財団。
・今年の春から世界初の植物と泊まれるホテルをスタート。部屋には窓が3つあり、日当たりが良いのが特徴。
・例えば、特別プランを利用すると、一緒に泊まる植物用の栄養剤をもらえたり、多肉植物をもらえたりと、植物好きにとって嬉しいサービスが提供され、すでに多くの宿泊客に好評で人気だと言います。
・元々レキシントン市が緑豊かで、自然が好きな人が楽しめる地域であることを発信したいという想いからスタートした企画ですが、ハイキングや馬との触れ合い、動植物と出会えるアクティビティが充実していたという事から、植物ホテルの発想となったのです。
・一つ、宿泊スタイルで注意したいのが、同じ国であっても、ある地域にいなかった生物が他の地域から持ち込まれると、もとからその地域にいる生物に影響を与える可能性がある点が、今後の課題だと言います。
ちなみに、岡山県のバス会社では、公共バス利用促進のため、バスに乗りたくなる企画を展開。
その中の一つに、観葉植物バスがあり、ストレスが多い5月に運行したそうです。