・今、ラジオを聞く若者で増えつつある現象はご存じでしたか?
・12~69歳の男女約5000人を対象としたビデオリサーチの調査によると、「ラジオを聴く時間が増えた」と答えた人が12.6%に上った発表。
またアプリで聞けるラジコは、数カ月で登録者数が約150万人増加。
過去に前例がなく、同時に長年の課題だった若年層の取り込みに成功した。
・コロナ禍の先行き不透明な状況下で、リスナーと本音で向き合う、あるいは寄り添う「コミュニケーションメディア」として、ラジオの力が見直されています。
・そこで、本日は「ラジオの役割って何だろう」とテーマで、ゲストにミヤラジと同じ地方で活躍するラジオ局、かわさきFMの社長である大西さんとのトークを予定しています。
ラジオの魅力ですが…「聞く側」と、私たち「出演者側」でどんなことがありますか?
・この番組は映像のストリーミング放送でも流していますが…ラジオは映像番組と比較して、MCのトークから想像を膨らませることが出来るのと同時に、語りかけるという特性から、得られる情報が、視覚情報よりも、心に残り、その結果、情報密度が濃くなるため、コロナ禍で深い付き合いが出来て来なった若者に指示されていると言います。
・現在のラジオでは、音楽とMCのトークが主流ですが、音楽とトーク以外ではどんなことが出来るのか?という、この先の、ラジオの役割のヒントをご紹介。
・例えば、ボストンの公共ラジオ局では、身近な自然に目を向けて、その日々の変化を感じ取ってもらいたいとのことから…、出演者は3本の木。
木の葉にセンサーを取り付け、木が光合成をしたり水を吸ったりしたときに生じるわずかな電圧ごとに割り当てた音域を再生することで木の音楽を演奏。
・木から流れるメロディーは、そのときの気温、大気汚染の状況、日光の当たり具合、水の状態などに応じて変化するという。ずっと雨が降らないと、沈黙する日もあるそうです。