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増える日本のリモートワーク!減るアメリカのリモートワーク!

すっかり定着したリモートワークですが、リモートワークを後押しするように、転勤や単身赴任をなくそうという動きが大手企業の間で広がっています。

転勤では、従業員が幅広い経験を積み、能力を伸ばすといった良い面もあり、出張が多い方は、ずっと転勤や単身赴任のような気分?でしょうか?
 
転勤や単身赴任を無くす宣言をしているのは、NTTやトヨタ自動車、そして富士通などがあり、職場と離れていても原則自宅で働ける取り組みを進めています。

テレワークを進める理由の一つとして、若い世代を中心に「転勤したくない」という人が増えているとされ、人材確保の面からも、転勤や単身赴任によるデメリットをなるべくなくそうという考えがあります。

一方、テレワーク化が進む日本企業に逆行するのがアメリカの大手。
例えば、テスラ社長イーロン・マスクが通知したのはリモートワークの禁止。

理由として、単純作業だけならリモートでもよく、きっとそれはAIやロボットでもできるようになると予想され、周りの空気感の変化を感じながら新しい発明や新しい価値を生み出すには間違いなくリアルな方が良く、そういった仕事はAIやロボットには置き換わないはずという考えがあるそうです。

日本でも完全オフィスワークに戻している会社の理由として「コミュニケーションの円滑化」があり、在宅勤務では社内のコミュニケーションが十分に取れないから。

そこで、リモートとオフィスワークを両立させる手段として考えられているのが「サテライトオフィス」の設定。
自分の働く場所を、会社ではなく、従業員自身で選べ、かつコミュニケーションも図れる姿を目指しているということです。

中長期的に振り返ると、リモートにシフトした会社とそうでない会社の違いが出てくるのでしょうか?

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