グルメな皆さん、給食は楽しみな時間でしたか??
どんな献立が嬉しかったですか?
そしてアメリカの給食はどんなもの??
番組でもフードロスの話題は数多く登場しましたが、フードロスは家庭やレストランの他、給食の割合も多く、学校給食によるフードロスは年間5万トン、1人当たり年間17.2kgの食品を廃棄しており、実はコロナの影響でそれは少し増えているのです。
コロナの影響として生徒の食欲が少なくなったことも原因の一つ。
前向き、私語厳禁などで雰囲気が作れず、給食が楽しい時間では無くなったから。
そこで、現在フォードロスに取り組む学校給食が増えています。
例えば、こんなアイデアがあり、食欲をアップせるために、10時半くらいから換気扇全開でベーコンをゆっくり炒めだし、美味しそうな匂いを充満させ、脳と胃を刺激したところ、残食が一気に減ったという学校もありました。
また、篠さんもよく言葉にされる楽しく学ぶと同じで「食べるって楽しいんだ」と感じられることが食育の第一歩として、行き過ぎた「完食指導」を止める学校が増えています。
昔は、「給食での居残り」なんてありましたが、完食指導は子どもたちにプレッシャーを掛ける行為であり、人の好き嫌いというのは食べ物に対して「嫌な記憶」が結びついた時に起きるものであることを認識することが大切。
そのため「無理やり食べさせられた事がきっかけで好き嫌いが増える」という事が多いと言います。
ここも篠さんおっしゃる、自主性をどうやって伸ばすかを考えた教育がフードロス対策に有効という結果になったのでした。
那覇市の中学校1年の教室では、2021年度1年間の学校給食のフードロス・ゼロを達成。
担任の先生の発案で、生徒たちは配膳の時に食欲、アレルギー、好き嫌いに応じてご飯の量を調整して盛り付けたと言います。
生徒たちも自主的に取り組みフードロスゼロとなった。