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中小企業の被害続出!日本でも続出するサイバーテロとは

サイバーテロですが、自分は関係ないと思う人も多いかもしれませんが、今では企業だけではなく、個人にも攻撃される場合もあり、またネットリテラシーの問題につながっており、避けては通れない社会問題です。

来週のゲストである慶応大学教授、小笠原和美さんに深掘りしたく思っていますので、本日はサイバーテロに関する基本的な事をお話できたらと思います。

2日前の11日、衣料品チェーン大手のしまむらが、不正アクセスで社内システムに障害が発生したと発表。
身代金要求型ウイルス「ランサムウエア」を使ったサイバー攻撃とみられ、グループの約2200店で在庫のない商品を他店から取り寄せることができなくなった。

「ランサムウェア」とは、端末をロックしたりファイルを暗号化したりして使用不能にしたうえで、身代金(ランサム)を要求するもの。

例えばファイルの使用再開をするには、500万円用意しろというもので、過去にもパナソニックやトヨタ自動車など大手も被害を受けており、 
最近では防御策が手薄な中小企業が狙われるケースが多い。

中小企業ではこうした多額の投資が難しく、大阪商工会議所が30社を対象に行った調査では、全ての企業で何らかの不審な通信の痕跡が見つかり、ランサムウェア被害では、中小企業の3分の2近くが身代金を支払っているという

今後、個人も被害にあわないとは限らず…これからは狙われる時代に。
サイバー攻撃を受けると思っていない、また受けると思っていても自衛する手段や知識を持たない人こそ、最大のターゲットであり、守るためにはネットリテラシーをしっかり学ぶ必要があります。

個人の攻撃として有名なものは、IDやパスワードの詐取による不正ログイン、なりすましによるクレジットカードの不正利用などですが、個人情報をネットに掲載し、削除するには費用が必要といったランサム型も登場している。

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