男女格差を測る「ジェンダーギャップ指数」で、日本は世界156か国中120位と格差解消が大きな課題です。
例えば、10年前、2020年までに学生の女性比率30%の達成を目指す。
の目標を掲げた東京大学は、まだまだ達成できていません。
男女の制服はほとんどの学校で決まっていますが、心の重荷になること子どもたちもいます。
そんな中、東京・江戸川区では、中学校の3分の1が今年から制服選択制を導入。
例えばスラックスかスカート、そしてネクタイかリボンを自由に選択できます。
制服をきっかけに、無意識に行っていた男女分け見直すことにつながっており、例えば、生徒の出席簿、下駄箱、またトイレ表記の色を男女とも黒に統一したり。
学校生活は特に男性と女性を区別する環境にあり、考え直すきっかけとなっている。
とはいえ、すぐに制服を変えることは大変で、制服は5万円ほどかかるのも事実です。
そんな中、埼玉の大宮北高校ではユニクロの既製品を使用。
目指した新しい制服のコンセプトは、「生徒も考える、安価でシンプル、スマートで機能的」。
金額も1万5000円ほどで、生徒にも好評だという。
防寒などの観点から導入するケースが多く、鹿沼市では2021年から公立中学校10校全てで女子のズボン着用が可能になった。
伝統を守ることも大事ですが、その伝統が本当に今、必要なのか、時代にあっているのか、今一度考えてみる事が重要。
日本では、約11人に1人の割合でLGBTの人がいるといわれており、これは左利きの人とほぼ同じ割合。
それぐらい身近にいる存在だと認識すること。
学校では、児童や生徒が性別に関係なく能力を発揮できる環境をどのように作っていくべきか、考える必要があります。