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自衛隊に学ぶメンタルヘルスの保ち方!

自衛隊とメンタルヘルス、ちょっと意外な組み合わせかもしれませんが、日々、心身を鍛えている自衛隊員でも、災害現場や紛争地帯などの任務では、惨事ストレスが強くのしかかります。

例えば、第二次世界大戦の日本軍では精神論が幅を利かせており日本軍の戦死者の6割は病死だったと言われています。

自衛隊員の精神論から風向きが変わったのが2003年イラク派遣から。
肉体的な疲労よりも、心理的な疲労は自覚されにくく、隊員たちのリスクになっていることが分かった。

がんばることで苦境を乗り越えてきた人ほど、疲れているという感覚を感じていても、頭で「大丈夫だ」と否定してしまいますが、皆さん疲れていませんか??

  • 人間は疲れると、体調が悪くなるだけでなく、能力が落ち、性格も悪くなるため、 積極的な休養が必要。
  • 自衛隊員のメンタルケアを担当していた下園教官のおすすめは「おうち入院」。
  • 3日間休むことを「おうち入院」と呼び、土日休みの場合、翌日の日曜には「また明日から仕事か」というプレッシャーがかかるため、2日では休養になっていなく、月曜は半休を取ろうというもの。
  • お仕事を短期ではなく、長期戦と考える事。重視すべきは短期の目標ややりがいではなく、長期的な目標達成です。長期戦であるほど、長期にわたる疲労を見据えて「ここでやめておく」という判断が出来る。
  • リフレッシュもリラックスもダメなら物理的に休むことですが、この時のポイントは外部の情報から自分を切り離すこと。休みの間は、ストレスの元になるようなメールやSNSはシャットアウトしてみる。

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