「不安が勇気に変わる」とは番組のテーマであり、セレンディピティの見える化になるのでは?ということで、不安をコントロールすることについてです。
人間、誰もが不安だらけで、悩むのが人間であり、日本人の90%が不安を感じていると言われています。
皆さんが抱える不安は、年々どうなっていますか?増えてる?減ってる??
ではどうやってコントロールするのでしょう?本日は2つご紹介。
不安は良いことだと思おう
理由として、進化の観点で見ると、生存に欠かせないのが不安の生理現象。
例えば、女性が森の中を歩く時、クマがいるかもしれないと不安になりますが、不安な気持ちによって、逃げるか戦うかが出来るようにと、血液が筋肉に送り込まれ、生き延びられるような生理反応を起こすのです。
現代に置き換えると、ニュースやソーシャルメディア、パンデミックなど不安でも同じように反応します。
つまり生存するために、不安は欠かせない要素。
楽しかったことを考えよう
真面目な日本人は、意外と楽しいことを考えることが少ないという。
しかし、人生の中で最も嬉しく、楽しかった思い出を1つ思い浮かべるだけで、海馬にあるエピソード記憶から喜びや幸福感などの良い感情が沸き上がり不安が和らぐという。
緊張して不安な人に対して、何という言葉をかけますか?
「リラックスして」というアドバイスは間違っており、代わりに「興奮して!失敗するなよ!」と声をかけるべきとのこと。
なぜなら多くの人にとって、不安な状態から落ち着いた状態に回復するよりも、不安から興奮状態に覚醒する方が簡単だから。
例えば、「大人数の前で歌う」「カメラの前でスピーチを行う」という緊張する場でテスト前に「自分は興奮している」と答えた被験者はいい結果が出ることが判明。
また、「自身の行動が成功した際にどんないいことが起こるか」という点に意識を集中するといい結果になることが多いという。