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もうすぐそこ!30年後コーヒーが飲めなくなる??

温暖化の影響で、気候変動が食糧生産に及ぼす影響は明らかですが、国立環境研究所の試算によると、穀物生産被害は過去30年間で平均すると
世界全体で年間424億ドル相当。

食品全体でみると、大きな打撃を受ける一つにコーヒーがあり、栽培できる地域が2050年までに全世界で減ると予想されています。

栽培できる場所が、現在も年々減少していることも問題ですが、さらに拍車をかけているのが、コーヒー豆を作る人の減少。
理由として生産者の多くが貧困や低収益となっているから。

コロンビアでのコーヒー農家の年収は12万円程度。

コーヒー豆市場はアメリカの穀物メジャーが支配しており、多くの豆がニューヨークのオフィスで取引されており、某世界一のコーヒーチェーンで400円のコーヒーに対し、約2円しかコーヒー労働者に渡らないという。

日本茶と比較比較するとコーヒーの酷さは一目瞭然で、日本の専業茶農家の年収は1000万円前後。

コーヒー豆の問題点は、お茶のように高級コーヒーを育てても、年収が増えないこと。
 そのため、割りに合わず、コーヒー豆栽培をやめる農家が続出し、2050年にはコーヒー豆の収穫量が激減すると言われています。

仮に、地球温暖化で日本で高級コーヒーが栽培できるようになったりすると高収入になるのかも知れません。

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