いま海外で日本型経営の再評価が進みつつあります。
その例として、新型コロナの直後、欧米の航空会社は従業員を大量解雇しましたが、一方、JAL、ANAは従業員を解雇しませんでした。
欧米では「企業が従業員を守るなんて」と「情」がある対応が話題になりました。
- 組織に入るとどんなところが良いのでしょう?
- 日本とアメリカの会社組織の違いで感じることは?
日本型経営の特徴として、経営者、従業員、取引先が一丸となって業績向上に取り組むこと。
個人的な信頼関係を大切にすること。
また、個人よりも組織を優先するため、プロジェクトの継続性が確実となり、強い責任感によって支えられていることがあります。
日本式経営が評価された時代がかつてあり、それは高度成長期からバブル経済の頃まで。
イギリスのサッチャー首相も「日本に学べ」と言ったり、ピーター・ドラッカーもいち早く日本型経営を称賛した。
しかし、その後バブル崩壊や、中国など新興国の発展、グローバリズムの中で、米国型のドライな経営方式がを実践するようになった。
環境の変化をふまえて、日本型の経営をバージョンアップしていけば、日本型経営は息を吹き返して可能性があるのではないでしょうか。