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幸せのメカニズムが学べる?デンマークにある「幸福博物館」とは

セレンディピティを体系化してみる事もこの番組のテーマですが、そのヒントになりそうなのが、首都コペンハーゲンに2020年オープンした世界初の「幸福博物館」。

個人の幸福度を測る際も、多角的に分析を行う必要があるのでは?
との想いから、ハピネス・リサーチ研究所が開設。

地理的な観点から見た幸福度、ウェルビーイングに関する各国の取り組み、幸せと脳との関係、過去2,000年間におよぶ幸福の歴史などについて学ぶことができる。

日本には、幸福学の専門家はいまだに数人しかいなく、それに対して欧米には専門の学者が多く存在し、博物館で展覧会が開かれたり、「幸せと経営の研究」も進み、社員が幸せになると、生産性や創造性が高まることは常識に。

「幸せのメカニズム」を研究している慶応大学、前野先生によると日本人が幸せでないということではなく、日本人は、遺伝的にセロトニンの働きが弱いため、幸せを感じにくく、うつになりやすい。
だからこそ幸せのメカニズムを学び、予防することが大切。

日本には100年以上続く長寿企業が多く、元々はサステナブルな企業経営を好む幸せ国家だった。
しかし、戦後以降、右肩上がり重視の資本主義が流入し、稼ぐ幸せを考えることが多くなった。

幸せを感じる事によって脳内で分泌される、幸せホルモンこと「オキシトシン」はやる気やパフォーマンスの向上効果があり、幸せホルモン「オキシトシン」を簡単に増やす方法として2つある

① セルフハグをしてみる。
オキシトシンの分泌量を増やす方法の1つが「皮膚に触れる」事。
皮膚に加わる刺激は、感覚神経で感知され脊髄を通り脳に伝わるため、自分で自分を「気持ちよく」抱きしめる「セルフハグ」がオススメ。

② 下の名前で呼んでもらう
親しみを込めて下の名前で呼んでもらう事で増えるという。

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