世界に一つのSDGsニュース

環境も多角的にみよう!グリーンウォッシュってナンダ??

物事を多角的に見ることも番組のテーマであることから、このニュースではSDGsを違う角度から見てみます。

「グリーンウォッシュ」

環境に悪いことを、環境に良いことのように偽装することを表す言葉で、whitewash(ごまかし)とgreen(環境配慮)を組み合わせた造語。

もちろん全てではありませんが、例えば2011年の福島原発事故の後、太陽光発電が環境に良いという事になり、日本各地にソーラーパネルが設置されました。

環境に良いこと!と皆思っていましたが、その後明らかになったのは、森林伐採し山を切り崩して「環境破壊」につながり、各地で災害が発生し軌道修正したケースも多く発生。

「環境にやさしい」と企業が宣伝する事に規制はなく、どんな事でも環境に良いと言う事が出来るとうのが現状の問題。
また、サステナブルな取り組みを行うブランドの製品であれば、多少金額が高くても購入したいと考える人は約8割にも上り、多角的に見る視点が必要。

将来への投資という考え方もありますが、例えば、環境負荷という目線で言いますと、電気自動車は従来の車より大きく、紙ストローは、プラスチックストローより大きい。
プラスチックの問題点はそもそも正しく処理されず海や川や土壌に蓄積すること。

ちなみに、エコバックを使われる方も多いと思いますが、イギリス環境省によると、綿の買い物袋は131回使わないと、レジ袋より環境を悪化させるというデータを発表。

そのためデンマーク環境食品省ではライフサイクル・アセスメントという手法で、何回使えば使い捨てビニール袋より環境負荷が低くなるか研究されています。
それによると布バッグが840回、オーガニックコットンバッグに至っては2万回使う必要があるが、どう使っても2万回使用できません。

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