世界に一つのSDGsニュース

就職の決め手はSDGs??社会貢献したい若者が急増中!

以前の希望先選定の決め手には、「自分を成長させたい」、「給料が良い」、「会社の成長性」などが主流でしたが、現在は「職場の雰囲気の良さ」。
つまり人間関係という項目に重きを置き、さらに「企業の社会的役割を重視したい」が半数を超えた。

Z世代と言われる今の若い世代のほうが、働くことによって「社会に貢献したい」という思いが強く、働く環境を優先にして仕事を選ぶ人が増えている。

例えば、電車で椅子を譲られるより、譲った方が幸福度は高く、「誰かのために」と思い働くことは、モチベーションアップにもつながる。

今後、AIの発達に伴い、肉体労働はロボットに、頭脳労働はAIに変わり、人がやる仕事にクリエイティビティが求められる。
そのため、「幸せに働ける」という環境を重視するのも就職先選定のポイント。
研究データによると、幸せに働いている人と不幸せに働いている人の生産性は3割違う。

SDGsを打ち出さないと採用が厳しい企業はどうする?
➡一例として、若い世代が目を向けるコンテンツを制作をするのも一つの手。

例えば、兵庫県の「三陽工業」は、若い人材の確保に力を入れ、採用でTikTokの活用をスタート。
22年の新卒採用では、説明会参加者の7割がTikTokの投稿を見て、内定者8人のうち3人は、TikTokを通しての応募だった。
毎日一生懸命に取り組む中高年社員の動画投稿が若者たちからの支持を得て、多くの新入社員獲得へと導いた事例。

※Z世代:日本では1990年後半頃から2012年頃に生まれた世代。
デジタルネイティブであり、SNSネイティブ、さらにスマホネイティブでもあるといった特徴がある。

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