- フランスにある人気のテーマパーク「ピュイ・ド・フー」では、6羽のカラスたちが、園内清掃員として雇われた。
- カラスはゴミを拾い、ゴミ箱に捨てると、そこにある小箱からエサが出てくる。
この仕組みを理解したカラスたちは、積極的にゴミ拾いを行っているのだという。 - 清掃員としてカラスを導入した目的は単に園内をきれいにすることだけではなく…「カラスですらゴミを拾い集めるのに人間が散らすわけにはいかない」と、来園者がそれに感化され、きれいなパークを保つ意識が高まるという計算も。
- 「わたしたち人間が、動物から環境を大切にすることを教わることができるのを示す目的もある」園長のニコラ・ドヴィリエは説明。

【ちなみに】
カラスは知能が高く、人間とコミュニケートしたり、遊びを通して関係を築くことができる。
また道具を使う、複雑な問題を解決する、人間の顔を覚える。その他いろいろなことができる。
例えば、野生のカレドニアガラスは、くちばしで棒をくわえて鍬のように使い、木の幹に住む昆虫をかきだすことで知られています。
脳の比率で言えば体重の2.7パーセントを占め、人間の1.9パーセントより上である。
・日本やアメリカの都市部にいるカラスは、さらにテクニックを改良している。
木の実を通行量の多い交差点の上から落としたり、車に轢かせたりして、固い殻を割る。
そして、赤信号で車が来ないときをちゃんと見計らって、割れた木の実の中身を回収にやってくる。
